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Fra Danmark -Finland編 marimekkoファッションショー-
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    フィンランドといえば皆さん一番に頭に思い浮かぶものは何ですか?

    ムーミン?白樺?はたまたサウナ?サンタクロース村?トナカイ?

    そうですね、これらは全てフィンランドが発祥です。

    ですが忘れてはいけない、多くの世界的なテキスタイルデザイナーの出身地もここ、フィンランドです。

    皆さんがご存知な代表的なブランドと言えばmarimekko

    同じくらい有名な陶器ブランドiittalaも最近では日本にあるデザインショップなどでよく見かけられます。

    これらのお店は、ヘルシンキの中心地に位置するEsplanadin puistoという一つの大きな公共植物園・公園沿いに位置しているので、

    観光客は必ずと言っていい程通るエリアです。

    Esplanadin puisto
    大きな地図で見る

    フィンランドに到着した初日、marimekkoの店舗にお邪魔したところ、たまたま接客中の話の流れでなんとも素晴らしい情報をいただいたのでした。

    それは、ちょうど明日から二日間、お店の目の前のEsplanadin puistoに特設会場を設けて、

    マリメッコの一般公開ファッションショーをするというものでした。

    早速翌日少し早めに会場へ赴き、カメラマンさながら図々しくも、どセンターのポジションをおさえたのでした。


    ショーはボサノバやサンバなどのブラジリアンミュージックの生演奏の中、

    主にバレーダンサーがそれぞれの服に合わせたテーマのダンスを美しく華やかに舞うもので、

    一般的なコレクションのショーの様にモデルが歩くものとは少し異なりました。



    音楽もまるでカフェにいるような感覚になれるものでしたし、

    ダンサーの踊りやマリメッコの衣装も優しく、ふんわりとしたものばかりでまさに癒しのひととき。


    とてもマリメッコらしいという印象をうけました。


    肌が透き通る程白く、手足が長く、髪や目の色も薄いフィンランド人は、マリメッコ発祥の地だけあって、

    これらの彩色豊かな服はもともと彼らに合わせてデザインされたものなのだと納得させられるほどの素敵な着こなしでした。


    そしてひとつ面白いなと感じたこと。

    それは、同じブランドなのに、国が違うだけでここまでブランドの在り方が異なるものなのかということです。

    日本では若年層を中心に人気のmarimkkoですが、現地では40代〜50代の方々からの支持が強いということです。

    それはショーを見ていても現地に複数ある店舗へ行っても感じました。(勿論若者に見向きもされないというわけではなくあくまで中心となる人気層です)

    経済的に安定している層がまず一番のターゲットだからこそ、こうして世界的に人気が出るまで大きくなれたのでしょう。

    キッチンウェアやインテリアなど特に主婦が求めるものが多く商品となっているのもそう考えるととても自然なことです。


    更には地元の方が日常的に利用する市民図書館を訪れた際に見つけた一冊の本もそれを裏付けるもので、

    マリメッコの生地を買って何を作ろう?という例を多く挙げた本でした。

    驚くべきはその提案内容。

    デザイナーでも無い限り、一般的な人がマリメッコの生地を購入してつくるものと言えば、

    バッグやクッション、エプロンなど、すでに店舗の既製品となるものを真似て作る、

    もしくはカーテンとかタペストリー代わりに壁などに飾る。そんなところでしょう。

    それはそのテキスタイルをいかに崩さず活かすかに重点を置いているからです。

    ですがその本は、親子が日常的に遊ぶ道具としての提案で、

    マリメッコの生地をマリメッコとはわからなくなってしまうくらい小さくびりびりにして"くらげクッション"を作ったり、

    これもまた原型のわからないパッチワークのようなものだったり蝶ネクタイだったり。お手玉のようなこどもの遊び道具になったり。

    マリメッコだからって特別扱いしない、現地の人ならではの大胆で贅沢な発想ばかりでした。


    おしゃれ着と普段着って言うとどっちも必要だしどっちも大事。

    だけど、大好きなものを大切に大切に眺める歓びと、大好きなものだから沢山沢山使う歓び。

    前者も良いけど後者はもっと良いような。

    マリメッコがそんな発見をくれたのでした。


    written by iide-a-graphica
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