イギリス旅行記2011 〜Eureka! web store、ネス湖を釣る!〜
売れない雑貨屋は、世を忍ぶ仮の姿。
真のEureka! web storeの正体は、UMA調査隊なのであります。
今回、幼少期からのテレビと雑誌にどっぷり刷り込まれた、ネス湖のネッシーの真実を探るべく、
前日のフライトの疲れも気にせず、翌朝早く起床、
電車・飛行機と乗り継いで、ネス湖の近くの都市、スコットランドのハイランドにある都市、インヴァネスに向かいます。
出国前、日本でイギリスの格安航空会社easyJetを予約していましたので、ロンドン市内から北にあるルトン空港へ。
格安航空会社なので、座席指定は無しの先着順、座席にテレビモニターもないので、安全のアナウンスは、乗務員の実演で教えてくれます。
やってきました、スコットランド。
寒いと思っていましたが、意外と暖かったです。
現地までバスを乗り継いで行くと時間も掛かりますので、レンタカー。今回、この為だけに国際免許証を取得。
空港内のレンタカーショップで借りようとするも、受付のお姉さんは別の人の接客中。
代わりになんだかあまり慣れていない感じのおじさんが担当に。
車種や期間の話もせず、
いきなり「プレミアムな保険を付けるかい?これにすると15000ポンド保証がうんぬんかんぬん」と英語で説明されても意味不明。
店主も言いたいことの順序も決めずに話しかけてしまったものだから、上手く英語が出てこない。
ひたすら英語で保険の説明をするイギリス人と、ウンウン頷くも全く分かっていない日本人。
イン インヴァネス。
これもネス湖に店主を近づけまいとする、ネッシーの念力かもしれません。
そんな所に接客が終わったお姉さんが登場。
ここですかさず、「ミッション、二日間借りたいんですが」
「OK!」
今までの保険の話は何だったのかというほどの展開の速さ。
これはお互いに話の組み立て方を間違えたという事で、おじさんと店主、ともに引き分けです。
そして車の鍵を受け取り、駐車場に向かいます。
イギリスは日本と同じ右ハンドルで、交通法規もほぼ同じ、しかしMT車の方が多いようで、
MT車の方がレンタル料金も安く、3倍ほど違いました。この時ほど、MTの免許を持っていて良かったと思った時はありませんでした。
後部座席に荷物を載せ、意気揚々とサイドブレーキを外し、クラッチを踏みながら、ギアをファーストへ。
「ブルルン」
余裕のエンスト。 エンスト アト インヴァネス。
(あれぇ〜、MT車ってどうやって運転するんだったっけ。。。半クラッチにして・・・)
色々操作してみましたが、前に全く進まず、挙句の果てにバックして、駐車中の車にぶつけそうになり、決断。
これは、事故る。
おじさんがひたすらに保険の説明を繰り返していた光景がフラッシュバック。
(恥を忍んで、AT車に変えよう!)
受付に戻り、「すいません、MT車の運転の仕方忘れたので、AT車に変えてください。」
もちろん受付のお姉さんに、生涯忘れえぬであろう表情をされたのは、言うまでもありません。
この時ほど、MTの免許を取得した意味を後悔した日はありませんでした。
「ちょっとというか、かなり不安だから、このおじさんに運転方法教えてもらって!」
ということで、先程のおじさんと再び駐車場で、AT車の講習。
「ここがサイドブレーキ、ここがギア。・・・・・」
一通りの説明を終え、店主が乗り込み、発進。
AT車、楽勝です。
レンタカーを借りるのに、ここまで手間取るのも、ネス湖の怪獣が店主を寄せ付けないようにしているに違いありません。
いざ、ネス湖へ!
- 2011.10.13 Thursday
- イギリス旅行記 2011
- 00:00
- comments(0)
- -
- by