Eureka! & PiNS!

From Temmabashi, Osaka, Japan with Love.
日本全国妄想カフェ探訪◆◆電話喫茶 もしもし◆◆
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    ※お詫び※ 前回の次回予告としてご案内しておりました、岡山県の迷路喫茶【ロストウェイ1997】さんですが、

    先月末を持ち、閉店されました。楽しみにされていた皆様、大変申し訳ありません。



    さて、本日ご紹介しますのは、電話機好きが集まる店、喫茶もしもしさんです。

    東京は府中市、昔ながらの活気のある商店街の一角で営業されています、こちらのお店。

    カウンター席が4席とテーブル席が2席、昭和を感じさせる内装のこじんまりとした喫茶店ですが、

    店内には使用されなくなった公衆電話ボックスが4台設置され、

    お一人でご来店のお客様は、こちらのボックス内でお茶を楽しむこともできます。


    店主は、旧電電公社を定年まで勤め上げ、

    現在は『社団法人 明日の公衆電話の将来を考える未来の会』の専務理事も務める、

    根っからの電話好き、公田衆五さん。

    若い頃には電話交換手のお仕事をされていた、奥様の話子さんもご一緒にお店を切り盛りされています。


    各席には黄色でお馴染みの分暑いタウンページが置かれていますが、内容は全て書き換えられ、

    一冊まるまる店内メニューからお店の歴史、ご夫婦の馴れ初めなどがビッシリと記載されており、

    注文の待ち時間も暇を持て余すことなく楽しむことができるようになっています。

    また、注文は各席備え付けの固定電話より発信をし、別室で待機している交換手役を受け持つ話子さんから、

    カウンター内の衆五さんに繋がれ、注文するという流れになっています。

    最近は昔を懐かしみ、電話交換手を知らないお孫さんを連れてくる方も多いそうです。


    飲み物は全てドリンクバー制になっており、店内に備え付けられた整然と並べられた公衆電話から、

    飲みたい飲み物が記載された受話器を手に取り、ダイヤルをプッシュすれば受話器より、

    まるでシャワーのように飲み物が吹き出る仕組みになっています。

    「ドリンクバーマシンと知らなくてね、電話を掛けようとして耳から上半身までトマトジュースまみれになった人もいましてね」

    と子供のようないたずらっ子の目つきで語る、衆五さん。


    このお店、最大の楽しみはなんといっても備え付けの電話機から世界各国にランダムに繋がるパルプンテ電話。

    「孫からゲームの話を聞きましてね、パルプンテと唱えれば何が起こるか分からない魔法がゲームの世界にはあるそうで。

    この電話も掛けてみないとどこと繋がるか分からない、という意味で名前を拝借させていただきました」

    以前はアメリカのある都市の州警察に電話が繋がってしまい、

    あわや国際問題になりかけたこともあるそうです。


    お代金のお支払は現金のみですが、テレホンカードでしたら、1度数10円として使用することは可能だそうです。

    次回、日本全国妄想カフェ探訪は、京都市にあります妖怪喫茶【魑魅魍魎】をお伝えします。




    こちらの記事もご一緒に

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    日本全国妄想カフェ探訪◆◆崖マニア専門カフェ 背水の陣◆◆
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      今日ご紹介しますのは、長崎県にあります崖マニア専門カフェ、背水の陣。

      全国的に見ても、崖、斜面が多いことで知られています、ここ長崎県。

      そんな、崖、斜面の魅力に取りつかれ、一昨年、文房具のルート営業から脱サラ、

      今まで貯めたお金でこちら長崎に、奥さんと4歳の娘さんを連れて移住、崖をコンセプトにしたカフェのオープン。と、

      お店の名前の通り、まさに後の無い背水の陣で挑んだ店主の陰山さん。


      「何故、崖や斜面が好きなのか?自分なりに考えてみたんですが、あのぅ〜、なんていうんですか、

       試験の前の日の晩とか、寝坊して遅刻しそうになった時とかの、あの感じ。分かります?

       もぅ本当、額に滲む脂汗とか、心臓がバクバクする感じ? アレと崖の趣が似てる気がするんですよねぇ。」

      そう熱く語る陰山さんでしたが、取材陣は分かるような分からないような曖昧な相槌を打ってしまいました。


      さて、こちらの背水の陣さん、

      断崖絶壁、急斜面というより崖に沿って建てられた6坪ほどの小さなお店ですが、崖に賭けた熱い想いは店内一面に広がっています。

      まず気になりますのは、壁一面に飾られた崖の写真。

      こちらは陰山さんが会社員時代、休暇を利用して撮影してまわったという世界中の崖や斜面の写真です。

      「遠くから望遠レンズで向かいの崖から向こうの崖を撮りますでしょう?

       そしたら、もっと良い構図!もっと近い構図!とね、無意識に前に進んじゃいましてね、何度崖から転落したか分かりませんよ!」

      そう語り、転落した際にできた傷を取材陣に一つ一つ、傷の出来た場所を教えてくる陰山さんはなんともシュール。

      ちなみに陰山さん、あまりに崖からの転落が多いため、保険会社から傷害・死亡保険ともに加入を断られているそうです。


      そして、こちらのお店の特等席は窓辺の、あえて崖から少しはみ出して作られたカウンター4席。

      土台がないためか、椅子に座れると少し地面がぐらつく感じがします。

      「どうです?下から冷たい風が伝わってきませんか?崖、体感できませんか?」

      。。。肝を冷やしたところで、こちらのオススメメニューを教えていただきましょう。


      「ケーキはこの一種のみです。」

      この商品に賭ける想いの表れでしょうか、ほんのりと紅い頬をした陰山さんがテーブルに持ってきましたのは、ガトーショコラ。

      「崖とガトーを掛けましてね。ガケーショコラという名前で販売しています。」

      提供されたガトーショコラを見て、「あぁ、これは凄い!」と、

      取材陣も思わず舐めまわすようにガトーショコラを見入ってしまいました。

      ケーキの縁の部分から中心に向かい、およそ70°はありますでしょうか、かなりの急勾配です。

      また、ガトーショコラの切断面は、崖を強く意識し、チョコチップで突き出た岩を表現しています。

      「普通のガトーショコラは、粉砂糖で表面をコーティングすると思うんですけど、

       私はあえてきな粉を使いましてね、崖っぽく砂を表現しています。」

      ガトーショコラ生地の茶色に、きな粉の黄土色という、おおよそ食欲をそそらない色使いではありますが、

      ケーキで斜面を表現するという手法にあっぱれ。


      さて今日ご紹介しました、崖マニア専門カフェ、背水の陣さん、定休日は日曜日と祝日、そして風の強い日となっております。

      次回、日本全国妄想カフェ便りは、岡山県にあります迷路喫茶【ロストウェイ1997】をお伝えします。
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      日本全国妄想カフェ探訪◆◆流しそうめん専門カフェ 島流し◆◆
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        今日ご紹介しますのは、高知県にあります流しそうめん専門カフェ、島流し。

        清流四万十川沿いに建てられました、何の変哲もない一軒家。


        お店のホームページの説明によりますと、

        一階と二階をぶち抜き、吹き抜けにした所に大きな流しそうめん台を設置しているそうです。


        さてそれではと、日本書の大家、水野幹対によって書かれた、

        清らかな川の流れを表現するような繊細な筆捌きで表現された「島流し」の暖簾をくぐり、

        一歩店内に足を踏み入れますと、これはこれは、とんでもないことになっております。

        まるで建設工事現場の足場のように、いや、それ以上に綿密に組まれた流しそうめん台、

        あまりの高さ、複雑さに取材陣一同、固まってしまいました。


        「いらっしゃい!」

        そんな取材陣の緊張を解く、男性とは思えないような、

        まるで透明度の高い川のように透き通った声があり得ないような高い位置から聞こえてきました。

        見ると天井に近い位置になにやら動く人影が。

        「高さ稼がないと、勢いがあって美味しい流しそうめんは出来ないからね!

        流しそうめんのコツは、重力と慣性の法則をいかに上手く使うかだよ」

        そう熱い口調で語るのは、この店の主、流山さん。


        「百聞は一見にしかず、とりあえず一流し、やっちゃいましょう」

        そう語り、近くにいました店舗スタッフにそうめんつゆの入った器とお箸を渡されました。


        そうめんつゆは自家製の鰹だしを使い、丹念に作られたつゆダレ「流浪」

        つゆダレ単体のみ購入も、お店のホームページから可能です。


        話は戻って、ここでいう一流しとは、一人前のことだそうです。

        さぁ早速、流山さんが流したそうめんが、音もなく、流れてきました。

        「あなたのそうめんはピンク色のだから、間違えて他のお客さんの取っちゃダメだよ!」

        複数のお客さんを一度に捌くため、赤・青・黄など、数えて全十色からなるカラー麺を使い、

        それぞれのお客さんの食べる麺が分かるようになっています。

        麺の着色料は長年の研究の成果で天然素材から抽出したエキスを元に製造していますので、

        人体への影響は皆無だそうですが、黄色や緑、紫などカラフルなそうめんが次から次へと流れていく様は、何ともシュール。


        流れてきたそうめんを一掴み、

        「最初はね、お客さんの食べるペースを見ながら、一口の分量、タイミングなんか考えながら、コースに流していくの。

        これも結構頭を使う仕事で、コースの上から下まで落ちる時間とか分かってないと出来ないんだよ」


        そう語る、竹を組んで備え付けられたコースは、オープン当初全長約1キロとのことでしたが、

        毎年のように増築改修を行っている為、今現在、実際の長さは店主の流山さんも分からないとのこと。


        環境対策にも力を入れている流山さん、流しそうめんで使用した水はそのまま下水へは流さず、

        医療用マスクや研究所、病院の換気フィルターにも使用されている、

        網の目がミクロの細かさの高機能フィルターを通してから、下水に排出しているそうです。


        「流しそうめん屋といっても、なんでも流しちゃいいってものでもないんですよ」

        1日2回のフィルター交換作業をこなしながらそう語る、環境対策にも余念がない流山さん。


        夏季は冷たい流しそうめんだけですが、

        冬季は打ってかわって、コースにお湯を流し、釜あげうどん流しやにゅうめん流しになるとのこと。

        「昔はカルボナーラとかナポリタンのソース用意して、パスタ流しもやってたんだけど、塩害が酷くてね止めちゃったの」

        そうめん以外のメニュー開発もにも余念がない、研究熱心な流山さん。


        次回、日本全国妄想カフェ便りは、長崎県にあります崖マニア専門カフェ【背水の陣】をお伝えします。
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        日本全国妄想カフェ探訪◆◆お祭りだんじりカフェ 雅◆◆
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          今日ご紹介しますのは、大阪は岸和田にありますお祭りだんじりカフェ 雅さん。


          駅から歩いて10分少々、住宅街の中を歩いていますと、おやおや、住宅街の一角からなにやら楽しげな祭拍子が聞こえてきますよ。

          「わっしょい!」

          ぼんぼり提灯が賑やかに飾り付けられた軒先から、一歩足を店内に踏み入れるとカウンターの奥から爽やかな女性の声。

          ねじり鉢巻にハッピ姿が眩しい、店主の祭林たい子さんです。

          「いらっしゃい!と、わっしょい!語感が似てるでしょ?だからうちの店での挨拶は、わっしょい!なんです」

          そう笑顔で語る祭林さん、厨房でせわしなく団扇を仰いでいます。

          「あぁこれね、うちの名物のちらし寿司の酢飯を冷ましてるとこ。スッゴイ旨いんだから!」

          確かに団扇で煽られた風に乗って、酢飯の食欲をそそる香りがほのかに漂ってきます。


          店内のBGMは、日本各地の祭り拍子や、美空ひばり『お祭りマンボ』北島三郎『まつり』など、祭りずくしの選曲。

          そして閉店前のBGMは、定番の『蛍の光』ではなく、桑田佳祐『祭りのあと』という凝りよう。

          「祭りが終わった時の感傷って、失恋にも似てるよね」とは店主の祭林さんの談。


          カフェメニューは、お祭りの屋台を思い起こさせる、焼きそばやたこ焼きなど定番メニューばかり。

          頼みたいメニューが決まり注文する際は、各神輿(テーブル)に備え付けの太鼓を叩いて下さいとの事。

          取材陣が注文していました焼きそばと生ビールが、

          祭林さんの「そいや!そいや!」の掛け声も軽やかに、神輿に似せたトレイ内に納められ、運び来まれる姿は何ともシュール。

          大きな鉄板の上で焼かれ、ジュージューとソースが焦げる音が聞こえる焼きそばの旨さは別格。

          もちろん、お皿ではなくスチロールのトレイに盛られています。


          ここに来れば、ネガティブな気分もポジティブな気分に切り替わる事間違いなし。

          なお、夏と秋は日本各地のお祭り巡りでお休みが多いので、ご来店の際は事前にHPから営業日の確認をお願いします。とのこと。


          次回、日本カフェ巡りは、高知県にあります流しそうめん専門カフェ【島流し】をご紹介します。
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          日本全国妄想カフェ探訪◆◆潮干狩りカフェ 遠浅◆◆
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            今日ご紹介しますのは、丹波篠山の山深くにあります潮干狩りカフェ【遠浅】


            本当にこんな山奥にカフェがあるのかと思わせるほどの辺境、

            獣道とも思えるような奥の細道に入った所に現れたのは、海の家を思わせる白で統一されたコテージ。

            真冬に訪れたにも関わらず【かき氷】の暖簾が、キツい山の風でなびく姿はなんともシュール。


            店内に一歩足を踏み入れると、ムワッとした夏の真昼を思い起こさせるような湿気を含んだ熱気と、

            これまた真夏の太陽を思わせる、照りつける白熱照明と共に「いらっしゃい!」と明るい声の真っ黒に日焼けしたのオーナーの浅利さん。


            店内は一般照明に混じり、紫外線も使用。

            屋内に居ながら、季節や天候に左右されずに年中日光浴が楽しめますが、日焼け止め、サングラスは必須です。

            「潮干狩りに熱中するあまり、気が付いたらもうこんな時間!という感覚、それをこの店でも楽しんでもらいたいんですよ。」

            そう熱く語る、タンクトップ姿の浅利さん。


            お店の床一面に敷き詰められているのは、瀬戸内の海岸から運び込まれた大量の砂、砂、砂。

            塩水をたっぷり含んだ砂のおかげで、一歩進む度、足跡が。

            「潮の香りがするでしょ?やっぱり本物には敵わないよね」

            そう言って渡されたのは、スコップとバケツ。

            「どんどん掘っちゃって。いっぱい貝、埋めてるから」

            一回500円で取り放題とのことで、取材陣もチャレンジ。

            どれほどの砂を運び込んだのでしょうか、深く掘っても底が見えぬ程の砂。

            また、店内に流れるBGMは永遠と波の音。

            その音を聴きながら、下を向き砂を掘っていると、

            照明、湿気、このお店の雰囲気全てが相まって、本当に潮干狩りをしているような感覚を味わえました。

            筆者も15分程の体験でしたが、アサリを20枚収穫することが出来ました。

            取れたアサリは、その場で網焼きや汁物に入れて調理していただけるとのこと。

            自分で収穫した貝の美味しさは格別。


            また、それとは別に店主オススメのメニューは焼きとうもろこし。

            とうもろこし本来の甘味を引き立てるようにブレンドされた出汁醤油と、この店の為だけに栽培された北海道産とうもろこし【潮騒】

            とうもろこしとは思えない、噛んだ瞬間プリッと口の中で弾ける一粒一粒しっかりとしたコーンの甘味が特徴。


            ドリンクメニューも豊富。

            ご注意していただきたいのは、水が有料(315円)だということ。

            「海でも山でも、やっぱり真水は貴重ですからね」遠く見ながらそう語る浅利さんの言葉に取材陣も思わず納得。


            なお、事前にご連絡頂ければ、持ち込みで色々なモノを砂に埋めても良いとの事。

            「以前あったのが、婚約指輪を砂のなかに埋めてね、恋人に発見させようとした彼氏がいたの。

            そしたらアンタ、指輪どこに埋めたか分からなくなっちゃってね。結局、店の砂、総入れ替えで探したよ。ありゃぁ、キツかった!」



            次回、日本全国カフェ巡りは、大阪の岸和田にありますお祭りだんじりカフェ【雅】さんをご紹介いたします。
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